またもや一ヶ月が経ってしまいました。
ついつい忙しくなる性分が災いして、一度落ち着いたと思ったらもっと忙しくなっていました。
今日はPhD開始からぴったり2ヶ月後に起こった Annual Review の話をします。
きっとどの大学にもあると思うのですが、博士課程生は Annual Review というプロセスを毎年通らなければなりません。いわゆる一年間の経過観察です。博士課程生としてやるべきことをやっているか、指導教官とはうまくやっているか、必要なサポートを受けられているかなどを確認します。
当然ながら通常は1年おき、つまり一年生は一年目の終わりの方で行われるはずですが、2月の末に博士課程を始めた僕にも例外なく降りかかってきました。
具体的にはオンラインフォーム、研究計画書の提出(一年目のみ?)、出版物があればそれも提出。後に別な分野のアカデミックスタッフとのミーティングという流れになっています。
最初にメールをもらった時は何かの間違いだろうと思って確認したのですが、「いい経験なのでやっておきなさい」の一言で片付けられ、結局開始から1-2ヶ月の段階で経過を確認されることに。
とりあえず指導教官と話をつけ、書類をまとめ、ひたすらドキドキしていたのですが気負う必要は一切なく、何事もなく終わってしまいました。2ヶ月で追い出されるには相当なことをしないといけないよと笑われてしまいました。
ただ、大事なこととして
- 常に計画を何かしら立てて見直すこと
- 科学的なテーマが見つからず、工学的観点から計画が決まっているなら、うまくそこから科学的な問題を導き出して両立できるようにすることを意識すること(この分野独特な発想かもしれない)
- 焦らず、着実に、常に前に進もうとすること。(山登りのようなものと例えられた)
- 論文を読むのは時間がかかるので、ゆっくり焦らず読むこと
などのアドバイスや慰めをもらって帰ってきました。
ブログのタイトル的には常に全力疾走していないといけないような感じもしますが、研究とはそうもいかないものなので、必要な寄り道をしつつもいろんなことを身につけて前に進もうと思います。