2020年2度目の自宅隔離明け

みなさんお久しぶりです。すっかり秋を通り越して冬っぽくなってしまいましたね…

実は先々週から自宅隔離してました。

無事症状もなく、NHS Scotland [1]英国の国家医療制度・国民医療サービスのスコットランドを管轄する部門 に指示されていた隔離終了の11月6日を迎えられました。


この街の不動産・家賃相場は結構厳しく、大学の寮に住むか、もしくは知り合いと一緒に家を借りたりするのが割と一般的です。そんな中、同居人の一人が COVID-19 にかかってしまったようで、検査でも陽性反応が出たのでこの家に住む全員が自宅隔離することになってしまいました。

今イギリスの COVID-19 対策制度上は陽性者がでると、スマートフォンの暴露通知システムには直接通知が、そのほかの手動での接触追跡はSMSメッセージなどで連絡が来ます。今回の場合はSMSメッセージのみでした [2]同居人のスマートフォンが古すぎて暴露通知システムが動かない

接触のタイミングに応じてどちらの場合も NHS Scotland [3]英国の国家医療制度・国民医療サービスのスコットランドを管轄する部門 から自宅隔離の最終日が指定されます。その期間中に症状が出た場合は通常通りの方法で NHS に連絡し、指示を仰ぐ形となります。

今は NHS Scotland では検査の基準が細かく決まっているのですが、基本的には症状が出て5日以内のみとなっており、濃厚接触者は症状が出ない限りは検査対象とはならないようです。

追記:St Andrews 大学のCOVID-19対策チームにも連絡をしましたが、ものの20分で回答が返ってきたのでびっくりしました。その後も数日ごとに様子をメールで確認してくれた後、最後は電話で大学内部のCOVID-19感染システムから外れる旨を丁寧に説明されました。大学の対応は、この側面を見る限りはとても良いと思いました。

幸いなことに冷凍庫の食べ物や保存食などの蓄えがあったのでスマートフォンアプリで注文するスーパーの配達サービスは一度しか使いませんでした。

一応オンラインでの買い物ができない、尚且つ周りに助けてくれる人がいない人向けに専用のサービスがスコットランド政府により用意されており、専用の番号に電話することで近くのセンターを通じて食料や医療品などのサポートが受けられるようです。


改めて COVID-19 の感染拡大を身近に感じて、なかなか難しい状況だなと思うとともに、自宅隔離中はいろいろと感じたこともありましたが、とりあえず無事乗り切ったことに感謝です。同時に心配していろいろな助けを申し出てくれたみなさんもありがとうございます。

両親も心配して保存食をいろいろ送ってくれたので万が一また自宅隔離となっても慌てることはなさそうです。

注釈

注釈
1, 3 英国の国家医療制度・国民医療サービスのスコットランドを管轄する部門
2 同居人のスマートフォンが古すぎて暴露通知システムが動かない

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