セントアンドリュース大学では先週から冬休み明けの授業が始まりました。
最初の週はおそらく多くのモジュール(日本語にすると単元?というのが良い表現でしょうか?)では講義のみで、二週目である今週から実習や少人数のチュートリアルなどが始まっていると思います。
今年はぼくも久々にTAとして二年生のチュートリアル(演習)を一つ受け持つことになりました。以前も時々助っ人として飛び入りでやっていましたが、一学期丸々持つのは初めてです。今日が早速その初日だったので、そのことについて書いてみます。
この大学は今のところ全てオンラインでの授業に移行したので、講義はもちろんこのチュートリアルもオンラインです。O365に数年前移行したのでTeamsで行われます。
計算機科学科では基本的に講義が週に数回、そして週に一度の実習とチュートリアルが二年生まであります。本来なら小さな教室で、みんなでテーブルを囲んでワークシートの回答について議論したりするのをいざオンラインでやるのは初めてだったので若干緊張していました。
今年は若干多めの8人、今日はそのチュートリアル最初の日でした。初回なので自己紹介をし、学生の方にも自己紹介をしてもらいました。オンラインだと物理的な位置関係がないので、テーブルを時計回りになどといった技が使えず、次の人を参加者リストから名指ししてもらう方式を取ったのですが、思いの外うまくいったのでよかったです。
オンラインでの授業の問題の一つに生徒の反応が感じづらいので、ペース配分が難しかったり、伝わってるのかわからない、などといろいろあります。今回は冒頭にマイクかカメラかチャットで反応するようにお願いしたおかげか無事反応も得られ、時間通りに今週の問題の回答合わせはできました。
若干好評だったのはOutlookのカレンダーでミーティングへそれぞれ招待したことでした。学生曰くカレンダーに直接出るので便利だが、他の先生はやってくれないそうで時たま心配になるのだそう。実際ぼくもこれ逃すとマズいのでやってみたのですが、思いの外好評だったのでとりあえず繰り返しの方も設定しておきました。
反省点としてはちょっと自分が喋りすぎた感じがするので、次回はもう少し学生に話してもらえるようにしたいと思います。もう少し質問を振ってみる、とかそういう感じを意識してみます。